「保護犬を家族に」 ゆるゆる犬活〜cafe〜@犬も歩けば・・・

こんにちは。
Lavo Dogの遠藤です。

本日は東川口の「犬も歩けば・・・」さんでのゆるゆる犬活dayでした。
が、連休明けで皆さんお忙しかったかお申し込みがありませんでした💧

なので急遽、店先に「飼い方相談会開催中~」と看板を出して私とケルトはのんびりお茶をしながらお客さんが来るのを待つことにしました。笑

溜まってた仕事をしながら、ケルトのカフェトレーニングもしながら有意義に過ごしておりました。

するとそこに待ちに待ったお客様が来店されました!

 

ヨークシャーテリアを連れたご夫婦

ヨーキーさんを連れて仲良く来店されたご夫婦。
お父さんがすぐにケルトを見て声を掛けて下さりました。

私もご夫婦のヨーキーさんのお話をあれこれ伺います。
聞くと、ご夫婦は歴代保護犬を家族に迎え入れているそうです。

もともとは中型犬がお好きで芝や雑種の保護犬を迎え入れてたそうですが、ある時まったく想定していなかったポメちゃんがお父さんの足元に寄ってきて離れなかったそうで…

その子をきっかけに小型犬を迎え入れるようになったそうです!

愛犬家同士はすぐに盛り上がって仲良くなってしまいます。笑

 

頭蓋骨に骨折

ポメちゃんは今日は連れてこなかったのですか?
と尋ねると、迎え入れてわずか半年で天国に逝ってしまったそうです。

調べると頭蓋骨に骨折があったのがわかったとのことで保護団体さんに保護される前に恐らく暴力を受けていたのではないかとのこと。

なんてひどいお話・・・。

けれど表には出ないけど実際には犬への暴力・虐待はたくさんあるのではと個人的には感じています。

残念ながら、犬は社会性のある動物でとても適応能力の高い生き物です。なので暴力を受けても名前を呼ばれると尻尾を振ってしまいます。

虐待を受けやすい対象として多いのは人間の赤ちゃんや犬と言われていますよね。人間の赤ちゃんもママに叩かれてもママー、ママーと懐いていきますものね。
頼るところがそこしかないというのもありますが…。

 

暴力を受けていたラブラドール

以前、運転中にラブラドールの散歩をしていたおじさんが元気いっぱいのラブちゃんを木の枝のような、棒のようなものでバシバシ叩いている姿を見てしまったことがあります。

完全に暴力・虐待でした。

けれど車を引き返しておじさんにやめるよう話すことも、おじさんの後をつけて住まいを確認しラブちゃんを保護することも、何もできませんでした。

今でもあのラブちゃんはどうしているのかなと胸が苦しくなります。

どこまで口出しをしていいのか…
もし今後そういった場面に遭遇した時にはどう対処すればいいか…。

明確に私の中でも分からないので、今度保護団体の方などに相談して対処法を確認しておきたいと思いました。確認したらまたブログで発信しますね。

 

繁殖犬。

繁殖犬、ということば。
愛犬家の皆さんならご存知ですかね。

ペットショップで仔犬を販売するために、出産を何度も繰り返させられる母犬・父犬のことです。劣悪な環境で飼われていることも多くニュースなどでも時々話題になります。

今日、ご夫婦と一緒に来店されたヨーキーのルルカちゃんはポメちゃんがなくなられた後に保護団体から迎え入れたそうですが、繁殖犬としてひどい環境で飼育されていたところをレスキューされた子だそうです。

ネットで調べると目を背けたくなるような本当にひどい画像がたくさん出てきます。
狭い鳥かごのような犬舎の中に数頭もの子が入れられていてタオルも何も敷かれておらず床擦れも怪我も病気もそのまま…など。

どうか皆さん、犬を飼いたいと思ったとき、ペットショップへは行かないでください。

そんな環境で、犬たちをただの仔犬を産む道具としてしか扱っていない業者にお金を下ろさないでください。そこに何十万円も払って命を買うのであれば、身勝手な人間によって捨てられてしまった命を迎え入れ、その子のためのおうちや良質な食事やケア用品のためにお金を使っていただきたいと思うのです。
いかがでしょうか・・・あなたはどう思われますか。

 

今日の犬活はお客さんがいなくてさみしいな、と思っていましたが、心優しいご夫婦との出逢いでとても温かい気持ちになりました。
ありがとうございました。

次回の「ゆるゆる犬活〜cafe〜」@犬も歩けば・・・さんでの開催は、
5月22日(水)12:00〜14:00です。
)詳細

ゆるゆる犬活カフェ さいたま