サロンに行く前の準備

こんにちは。

LavoDog遠藤圭香です。

 

前回のお話で、準備をしないでサロンに行くと

愛犬に過度な負担が掛かってしまうと

お伝えしました。

 

過度な負担とはいったいなにか…?

準備とはいったい何をすればいいのか…?

 

まずはそもそも、

高いところで立っている、

ブラッシングをされる、

 

などがストレスにならないように

トレーニングされているか?

 

というところです。

 

へ?

そんなこと教える必要あるの?

 

と思われたかた

 

そうですよね。

そんなことペットショップのお姉さんからも

ブリーダーさんからも、

言われなかったですものね。

 

あなたが知らないのは

仕方ないことです。

 

愛犬たちがサロンに行って

はじめてされること

 

・高いトリミングテーブルの上に乗せられる。

・知らないトリマーさんに触られる

・ブラッシングをされる

・シャンプーをされる

・カットされる

・じっとしててと抑えられる

・バリカンで足裏をカットされる

・お耳の中の掃除をされる

・肛門線を絞られる

・歯磨きをされる

などなど…

 

オプションで付けるものもありますが

こんなにたくさんあります。

 

どれだけ心臓バクバクに

なることでしょう。

 

しかも、

担当したトリマーさんが

優しくて上手な方だといいですが

 

新人さんでいっぱいいっぱいで

 

仔犬がドキドキなのに

声もかけてもらえず

黙々とやられたら?

 

 

なので、この1日が

少しでもストレスにならないように

ご自宅での準備が必要だと思うです。

 

仔犬を迎えたら、

全身を、

“褒めながら”

“嫌な経験にならないように”さわる。

 

尻尾や手先、指先、爪、など、

触られることを好まない場所を

嫌がらずに触らせてくれるようにトレーニングします。

 

ただしつこく触るだけでは

体を触られることを嫌いになってしまい

逆効果なのでNGです。

 

次にブラッシングです。

といってもしっかりブラッシングする訳ではありません。

 

全身を撫でられることに慣れたら、

その手をブラシの背に変えます。

 

そこまで出来るようになったら

次に一番簡単な背中のブラッシング。

 

と、細かい手順があります。

 

これを飛び越えてしまうと

ブラッシングが苦手・嫌い

となってしまい

 

犬たちが生涯必要なケアが

一生ストレスなこと、

になってしまうのです。

 

サロン時代、嫌がる子がいても

トリマーは時間内に仕上げなければならないので

“ごめんねー”と思いながらも作業を続けました。

 

でも本来ならば、

爪切りは怖くないよ

シャンプーは怖くないよ

と教えてあげなければならないと思うのです。

 

実際に、褒めながら、

少しずつ、教えてあげた子たちは

爪切りやブラッシングを嫌がらずに

寝転がりながらやらせてくれます。

 

ブラッシングの時間が

飼い主さんと触れ合える

リラックスタイムに変わります。

 

お互いにリラックスした状態での

ブラッシングタイムは、

 

オキシトシンという

幸せホルモンも分泌され

双方に良い効果があります。

 

短毛種でも死毛を除去したり

血行を促進するために

ブラッシングは行った方が良いですね。

 

ぜひ、トリミングサロンに行く前に、

ご自宅で、ケアが過度なストレスにならないように

準備をしてあげてください。