犬のトリミングって日本だけ?その②

こんにちわ。

LavoDog遠藤圭香です。

 

さて、前回に続き本日は

「グルーミングの効果」

ですが、

 

最近では

「予防ケア」

なんて言われており

実に様々な効果があります。

 

・毛並みを整える

・毛艶を与える

・ホコリ、花粉などの除去

・病気予防

・毛周期を整える

・新陳代謝の促進

・マッサージ効果

・病気の早期発見

・リラックス効果

・飼い主さまとの信頼関係向上 etc…

 

この中でも注目して頂きたいのが最後の

飼い主さまとの信頼関係向上

です。

 

世の中には

愛犬に唸られたり、

噛み付かれたり、

言うこと聞いてもらえなかったり

 

などでお困りの飼い主さまも

少なくありません。

 

それって信頼関係が

出来ていないからですよね。

 

私が見てきた限りでは

愛犬のグルーミングが出来る飼い主さまで

唸りや噛みつきで悩まれてる

飼い主さまはほぼいらっしゃいませんでした。

 

それってなぜでしょう?

 

 

 

反対に、

 

「愛犬のブラッシング、

やってあげたいけど

嫌がってやらせてくれないのよね〜」

 

「うちの子ブラッシング嫌いで〜」

 

「ブラシ持つと唸るのよ。。」

 

など、

愛犬のケアが出来ない

飼い主さまは

 

愛犬との信頼関係が

少し薄い傾向があると感じます。

 

 

 

日々のケアは

関係性構築のうえでもとても有効です。

 

なぜか?

 

ブラッシングや歯みがきと言うのは

本来犬たちは好きではありません。

 

基本嫌がります。

 

 

でも、

その嫌なことを

 

「あなたの健康のためにやりますよ」

 

という強い意思を持って行える

飼い主さまの姿勢と、

 

「ママが言うなら分かりました」

 

と飼い主を信頼して嫌なことを

受け入れる犬の受容態勢ができるから

 

なんです。

 

 

・ブラッシングが出来る

・歯みがきが出来る

 

ということは

信頼関係がそこに

作られていく言うことなんです。

 

だから噛み付かれたり

唸られたりなんて問題行動で

悩むことはほぼありません。

 

 

逆に

・ブラッシングを嫌がる

・歯ブラシを持つと逃げる

 

と言ってケアが出来ない

飼い主さまは

犬に試されていて、

 

・ブラッシングされそうになっても

ママの場合はこうすればすり抜けられる

 

・ちょっとイヤイヤすればやめてくれる

 

・歯ブラシ持ったら逃げればいい

 

・口を触られたらウーと唸れば

ママはやめてくれる

 

などと学習されています。

 

さらに、

ケアはさせてくれないけど、

 

愛犬が物欲しそうな顔をしたら

 

あら、おやつ?

 

などと言っておやつを与えたり、

お膝に乗ってきたら

 

もう甘えん坊ね。

 

と抱っこをしてあげたり、、

 

 

と、こちらの要望は

聞いてもらえないけど

 

愛犬の要望は聞きまくり!

 

という飼い主さんが多く

 

そういう関係を続けていると

愛犬がわがままっ子になり

 

気に入らないことを

されると噛み付く

 

自分のテリトリーに

侵入されたら唸る

 

という犬が出来上がるのです。

 

 

犬のほうが賢くて人を見るので、

こういった子たちがサロンにきて、

 

・イヤイヤしても止めてもらえない

・ウーと脅してみても止めてもらえない

 

と学習すると抵抗することを諦めて

一気に大人しくなります。笑

 

でも、

家でブラッシングを

やらせてくれない子は

 

サロンでのブラッシングは

ストレス大です。

 

トリマーはプロなので

嫌がろうが噛み付かれようが

やります。

 

仕事ですから。

 

でもそれって

愛犬がかわいそうじゃありませんか?

 

なので、

サロンでの1日が少しでも

ストレス過度にならないよう

 

自宅でブラッシングが

嫌じゃなくなるように

 

トレーニングしていただけたらな

と願うのです。

 

何卒、

よろしくお願い致しますm(_ _)m